くすみの原因
くすみの原因にはいろいろありますが、主に以下のものがあげられます。
順番に説明します。
- ターンオーバーの乱れ
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ターンオーバーの乱れは、「くすみ」の一番大きな原因となります。
それから、しみ、しわ、乾燥等々、あらゆる肌のトラブルへとつながっていきます。
ターンオーバーというのは、肌の生まれ変わりの事で、 新しい皮膚が生まれて、古い皮膚(角質層)が剥がれ落ちるというサイクルの事です。新陳代謝ともいいます。
ターンオーバーの周期が乱れると、本来、剥がれ落ちるはずの角質が残ってしまうことがあります。 この残った角質は、だんだんと厚みを増し、硬くなります。 こうして出来た厚い角質は、肌の透明感を無くし、肌の内側の血色を見えにくくします。その結果、顔の色が暗い褐色に見えるようになります。
これが、「くすみ」です。
ターンオーバーが乱れる原因には、加齢、偏った食生活、ストレス、ホルモンバランスの変化、睡眠不足等があり、日常生活の習慣が大きく関係しています。
- 肌の乾燥
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肌の表面が乾燥したり、負担のかかる洗顔を続けていくことで、肌のキメが粗くなっていきます。 キメの粗い肌は、表面がでこぼこしています。これは、光りを乱反射させ、本来のきれいな肌の色を見えにくくします。 ターンオーバーの乱れからこの状態になっていったりもします。
- 皮脂、ファンデーションの酸化
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皮脂や、ファンデーションに含まれている油分が酸化しても肌の色が暗くなります。 食用の油も酸化すると黒くなりますが、肌の上でも同じ理由で黒くなります。 これらの酸化した脂が、角質に残り蓄積すると、やはり肌の色が暗くなってきます。きちんとした洗顔を心がけたいですね。
- 血行不良
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理由は単純で、血行が悪いと、血液の色が黒くなりますよね。 肌の色というのは、血の色が透けて見えているので、血液が黒くなれば当然肌の色も黒く見える様になるというわけです。